私の転職体験談

自分で希望通りの転職先を見つけることができました!

転職しようと思ったきっかけ

転職のきっかけは人それぞれ違いますが、多く聞かれる理由として「職場環境の良いところで働きたい」「家庭との両立を図りたい」「体力的に不安がある」というものが挙げられます。結婚や出産、育児などライフステージの変化による理由も多くあるようです。
ここでは、職歴や配属先、家庭環境などが異なる3人の看護師さんの転職経験談を紹介します。自分の境遇に似ている方や、考えが近い方をロールモデルとして参考にされてはいかがでしょうか。なお、年齢や配属先、転職経験などのプロフィールは、転職をしようと考えていたときのものです。

【人間関係】
《Aさん/26歳・独身・病棟・転職経験なし》
私が転職を考えた始めたのは、看護師になって3年目くらいだったと思います。当時は、600床ほどをもっている病院に勤務しており、私は脳神経外科の病棟に配属されていました。当然夜勤もありますが、慣れてしまえばそれほど苦ではありませんし、一人暮らしなのでそのあたりは気楽にできていましたね。ただ、先輩看護師同士の人間関係が良くなくて…直接私が何かされたワケではありませんが、職場の雰囲気が最悪でした。先輩からは延々とグチを聞かせられるし、人間的に尊敬できない。先輩から仕事面のことをもっと吸収して、看護師としても成長したいのに、この職場にいるとそれが叶わないな~と思い始めたのが転職を考えたきっかけです。
【育児との両立】
《Bさん/35歳・既婚・小学2年生と3歳の子どもあり・外来・転職経験1回》
私が転職しようと思ったのは、子どもたちとの時間を優先したいと考えたからです。転職は結婚による引っ越しのときに、一度したことがあります。そのときは、病棟がある病院から外来のみの医院への転職だったため、夜勤がなくなりすごくラクに感じました。でも、子どもが産まれてからは日勤常勤ですらハード。朝から寝るまで息をつく間もなくバタバタしていて自分もイライラするし、そんなママにパパも子どもたちも不機嫌になる。もう悪循環でしたね。それに加えて次男が病気がちだったため、もうこれは非常勤で短時間勤務をしたほうが、自分にとっても家族にとっても良いかもと思ったんです。
【体力】
《Cさん/48歳・既婚・大学4年生の子どもあり(別居)・施設・転職経験3回》
子どもが大学を卒業するまでは何かとお金が必要なので、夜勤手当を期待して施設に勤務していました。子どもは家を出ており、夫と二人暮らしだったので夜勤があっても生活に支障はありませんでした。でも、だんだんと夜勤が辛くなってきて…たぶん年齢的な体力の衰えや更年期もあったと思います。もし自分が無理をして倒れたら、それこそ収入が激減しますし、夫にも迷惑をかけると思い、子どもの内定を機に転職を考えるようになりました。

転職活動の方法

経験のある人ならお分かりでしょうが、自分で転職先を探すのは、かなり孤独な戦いです。同じ職場の人に相談するわけにはいきませんし、どのような方法で求人を探せばよいのか、果たして新しい職場が本当に自分の希望に合うのかなど悩みは尽きないと思います。前項の3人はどのような転職活動をされたのか、お話を聞いてみましょう。

【医療機関のHP】
《Aさん/26歳・独身・病棟・転職経験なし》
私の場合は、脳神経外科を持つ病院や医院をピックアップし、そこのHPで求人が出ていないかを調べて応募しました。給与や休日休暇については、それほどこだわりはなく、職場の雰囲気の方を重視。応募を考えている医療機関についての口コミやSNSでの噂もチェックしました。噂レベルのことでも気になった場合は却下。良さげな病院を2つ見つけたので、自分で電話をかけ書類を送りました。電話をかけるときは流石に緊張しましたね。後日、面接を案内する電話連絡が来て、あとはスムーズに進んでいきました。
【知人の紹介】
私は、すでにママさんナースとして活躍中の友人に相談しました。早い話が知人の紹介ですね。ママさんたちの情報網って意外に優秀だし、現場の雰囲気なんかも的を得ていることが多いんです。また、友人の顔に泥を塗らないよう、私自身も責任をもってきちんと仕事をするので、雇う側にとっても好都合だと思います。今は非常勤として、週3日午前中だけ個人医院に勤務しています。
【求人広告】
新聞に入っている折込チラシで、訪問看護の求人を見つけました。特に医療に特化した折込チラシではなく、地元のお店や事業所の求人がいくつか紹介してあるものです。チラシ全体が地域に密着しているものだったので、なんとなく親近感をおぼえました。地元の会社やお店、病院の噂って良くも悪くも広がりやすいため、経営者側も変なことはできない…というか信頼を大切にすると思うんです。そういった面からも、地域特有の折込チラシの求人というのは、私にとっては安心できるポイントでした。実際の転職活動は、電話をした後に履歴書や職務経歴書を郵送。その後、面接を受け、訪問看護師とし採用してもらいました。今は日中のみの勤務なので、生活リズムが整い体調も良くなった気がします。

自力で探すメリット・デメリット

看護師さんが求人を探す際によく利用されるものに、都道府県看護協会が運営する「ナースセンター」や看護師専門の民間エージェントがあります。これらは、自分の希望条件を登録してマッチングをしてもらい、面接を受けるというシステムです。自力で探すよりも転職活動に要する労力が少ないというメリットがあります。逆にいうと、自力で探すのは労力が必要というデメリットがある、ということです。では、自力で探すことのメリットとは何でしょうか?

【納得感が得られやすい】
《Aさん/26歳・独身・病棟・転職経験なし》
初めての転職だったので、専門のサイトを利用しようかな~とも思ったんです。でも、初めてだからこそ、自分でこだわって決めたいという想いが強くありました。特に転職理由のひとつが人間関係だったため、次の職場選びは人任せにせず慎重に行いたかったんです。自分の性格でもあるのですが、なるべくならば自分で決めたいタイプということもあります。
【信頼されやすい】
《Bさん/35歳・既婚・小学2年生と3歳の子どもあり・外来・転職経験1回》
知人からの紹介というのは、雇用する側にとっても、求職者に対して信頼が置きやすいという性質があります。知人が人格者であればなおのこと「この人の紹介であれば、きっときちんとした看護師なのだろう」と思われるでしょう?これは、私にとってもプラスに働くので、知人の紹介というツールを頼ったんです。それとは別に、知人がその職場に詳しければ、実際の現場様子も教えてもらえるというメリットもありますよね。
【求職者への対応が分かりやすい】
《Cさん/48歳・既婚・大学4年生の子どもあり(別居)・施設・転職経験3回》
自分で探すと、先方へ自分で問い合わせたりする機会が必然的に多くなります。その際、すごく丁寧な対応をしてくれるところもあれば、ぞんざいな対応をするところもあるんです。これは、スタッフを大切にする職場か否かという判断にもなります。私はその肌感覚を大切にしたいので、これまでも自分で探してきました。

もっとこうすればよかった点

そうそう頻繁に転職活動をすることはないでしょうが、もし反省点があるとすればどのようなことでしょうか?今、転職を考えている方にとって役立ちそうなことを3人にお話いただきました。

【情報の取捨選択に気をつける】
《Aさん/26歳・独身・病棟・転職経験なし》
事前のリサーチは必要ですが、私は少し敏感になりすぎていたかもしれません。SNS社会ではありますが、エビデンスのない情報を鵜呑みにするのは避けたほうが賢明です。その病院の口コミ等であまり良くないことが書いてあったとしても、人には好みがあるということを前提として目をとおした方が良いですよ。
【現在の職場への相談】
《Bさん/35歳・既婚・小学2年生と3歳の子どもあり・外来・転職経験1回》
しいていいうならば、転職をする前に、現在の職場に対して働き方を変えられるか交渉してみればよかったと思います。人間関係も良かったし、そのまま働き続けられたら転職する必要もなかったし…。転職しかない!と思い込まないほうが良いかもしれません。
【事前研修について】
私の場合は看護師歴が長いので転職してもそれほど戸惑うことはありませんでしたが、正直なところ研修が手薄な印象でした。もし、お若い方であれば困ることもあると思います。中途採用の場合の研修について、事前に調べたり尋ねたりすると安心でしょう。

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